乙未(きのと・ひつじ 2015年)八部作

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【粋鏡コレクション2024】乙未(きのと・ひつじ 2015年)八部作

(8busaku)

注:【粋鏡コレクション2024】の作品は、ご購入後の返品・返金に応じることができません。予めご承知おきの上、ご購入いただきますようお願い申し上げます。

 

この八部作は、現代盛上げ駒の祖である豊島龍山への
原点回帰を目指して、竹井粋鏡氏と名工・吉岡出石師
が共同制作したものである。
全ての駒が、現存する龍山駒の現物をスキャンし、
そこから基礎となる字母をおこし、龍山の特徴を表現
しながら、出来る限り忠実に本歌駒を模写している。
しかし完全なるコピー駒ではない。粋鏡氏と出石師
は、二人の感性の表現をこの駒に託した。一見しただ
けでは、なかなか気付きにくいが、随所にそれが現れ
ている。度重なる議論の末、字母紙完成までに2年、
そして制作に2年、合計4年もの歳月を要している。
また書体名や作者名は基本的に楷書体(通常、行書
の創作文字を用いる)を使っている。これは盛上げの
技術が端的に現れるため、あまり用いられないが、こ
の八部作では、敢えてそれに挑戦している。
そしてこの八部作の最大の特徴は、駒それ自体に名
前が付けられている事である。龍山を原点とすること
から、それぞれ龍玄・龍翔・龍道・龍臥・龍鱗・龍妙
・龍蒼・龍吟と、どれも粋鏡氏の思いが込められてい
るが、その思いや意味などを想像するのも一興である。
また駒木地は全て御蔵島産の黄楊を用いている。
1995年から2005年までの間に伐採されたもの
で、制作当時収集し得る最高の駒木地で、木地師とし
て最も有名な杉亨治の作品である。値段も高額で、ど
れ一つを取っても当時の価格で30万円を下回る物は
一つも無い。
今回の企画では八部作一括の販売である。それはそ
れぞれがバラバラにならないで、一緒に所蔵されて欲
しいという粋鏡氏の願いからである。仮に一組づつ販
売すれば、一組あたりの価格が、最低でも80万円を
超えてしまう。総額としては高額にも見えるが、一組
づつとしてはかなり割安と言える。

巻菱湖(駒名・龍鱗 虎杢)
龍山以降制作された菱湖と比較すると、気を
衒う所が無くオーソドックスで、親しみ易い。
木地は根の部分の虎斑、いわゆる虎杢。

錦旗(駒名・龍吟 赤糸柾)
龍山のこの種の錦旗は非常に数が少なく、対
して弟子の静山が大量に制作したため、静山
錦旗が有名であるが、原点はやはり数次郎作
のこの駒である。木地は赤糸柾。最も収集が
困難であった木地である。

清定(駒名・龍臥 孔雀杢)
龍山の本歌駒には書体のバラつきが有り、一
番良く、美しく仕上がっている物を基本書体
とした。この木地は一組揃えるのに最も時間
が掛かった。

長録(駒名・龍蒼 根杢)
龍山作の長録は筆運びが非常に流麗である。
これも数が少なく、静山作ではないかと疑わ
れるものも存在する。木地は1955年に伐
採された根杢。

清安(駒名・龍妙 根虎杢)
龍山の清安は何種類か存在するが、この清安
はいわゆる源兵衛清安(静山のみが源兵衛を
使う)の原形。木地は根の部分の虎杢。

安清(駒名・龍翔 火炎杢)
龍山の制作駒の中で比較的数も多く、広く知
れ渡っているのが、安清である。そのため完
成度が最も高いと言える。この根杢木地は縮
みが入った複雑な模様をなし、それでいて統
一感もあり、粋鏡氏が見た根杢の中でも特筆
すべき物であるという。粋鏡氏はこれを火炎
杢と名付けた。

無剣逸人(駒名・龍道 虎斑)
言わずと知れた渡邊千冬(書家号・無劔)の
書。由来については多くの紙誌に掲載されて
いるためここでは割愛。文字の揺らぎは玉か
ら歩まで及んでいるが、出来る限り本歌駒の
再現が試みられている。木地は幹の部分の虎
斑。

水無瀬・従二位権中納言水無瀬兼俊筆跡(駒名・龍玄 赤柾)
参考のため別掲した本歌駒には水無瀬大納言
と有るが、中納言の間違いである。龍山もそ
れに気付いて、後に訂正した駒を作っている。
しかしこれが水無瀬の原点であることに変わ
りない。駒尻には2列14文字で書体名が盛
り上げられているが、これは現在、日本で唯
一の物である。たとえ現在4の駒師に注文して
も、その難しさ故に、なかなか引き受け手が
いない。これは出石師の類い稀な高い技量を
表している。木地は赤柾でいわゆる五厘柾と
呼ばれるもの。年輪が赤く鮮明で、地は比較
的白い。駒マニア垂涎の木地。
※第73期名人戦第3局使用駒(対局者・立
会人署名捺印桐箱付き)

在庫状態 : 在庫有り
¥4,600,000(税込)
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